プリアンプDCP-240/概要
■最新・最高のフルバランス構成プリアンプ
DCP-240はオーディオデザイン社の最新のノウハウが結集された、フル・バランス構成のプリアンプです。
・アナログ回路を徹底的に追求して完成したディスクリート構成のフラットアンプ
・単体でも発売して最も高い評価を得ている高速・低インピーダンス・そして低ノイズな安定化電源
・実使用時のダイナミックレンジを20dB改善するアンプinファースト構成
・さらに再生システムで重要な低域・高域の量感を調整する帯域バランス調整回路
・アルプス社の最高級ボリュームVR50型を使用した音量調節器(VR-50のみ)
など独自の分析により生まれた、最新かつ最良の設計が盛り込まれたプリアンプです。
■価格(税別)
DCP-240-VR27 300,000円(通常VRモデル)
DCP-240-VR50 450,000円(高級VRモデル)
■受賞歴
以下各賞を受賞しました。
・オーディオアクセサリー
オーディオ銘機賞2017 プリアンプ部門
・無線と実験(MJ)
2016 テクノロジー・オブ・ザ・イヤー セパレートアンプ部門 入賞
■ご購入について
オーディオデザインの直販サイトにて、ご注文を受け付けております。
オーディオデザイン社にて梱包、発送いたします。ご不明な点がございましたらお問い合わせください。
■デジタル時代の新回路ブロック
DCP-110(旧モデル)以来、回路ブロックに関して大胆な挑戦をしています。通常プリアンプでは一度ボリュームで音量を落としてからフラットアンプで増幅する構成となっていますが、この構成ですとせっかく2Vあった信号レベルが数十mVのレベルまで絞ることになり、雑音レベルとの差は80dB(約13bit分)しか取れません。DCP-240では最初に入力信号をフラットアンプに入力する事によって、信号レベルを落とさずに処理することが出来るため、ダイナミックレンジが20dB向上する構成となっています。
DCP-240のブロック図
DCP-240では最初にフラットアンプを接続して信号レベルを大きくしているため、
ダイナミックレンジの低下を抑制できる
■音量調節にはアルプス社の最高級ボリューム50型をオプションで装備
音量調節器には標準のアルプス社27型の他、50型もご用意しました。標準の27型でもしっかりと作られた高級品ですが、50型はすべてに最高の技術が投入された最高級品です。
アルプス社の50型と27型のボリューム(抵抗、OPアンプと比べると大きさが分かります)
■新開発帯域バランス調整回路を搭載
スピーカーシステムの黄金則"40万積の法則”から考案された帯域バランスの調整回路を新たに開発し、搭載いたしました。部屋や再生システムによって低音・高音の量感が異なり、帯域バランスが崩れた状態を音質劣化なしに補正できる方法です。従来のトーンコントロールと異なり、特定の周波数を上げ下げするのとは違って、違和感なく帯域のバランスを調整することが出来ます。
音量調節ツマミの左に帯域バランス(Band Balance)調整ツマミが見える
■新構成を実現する回路デザイン
低歪高出力回路
アース分離回路設計
ペアトランジスタの採用
アンプ基板も新たに設計いたしました。初段FET、中段トランジスタはすべてペア・トランジスタ(FET)を採用しました。差動増幅回路、カスコード回路、カレントミラー回路等、2つのペア素子で構成される事が多いのですが、このペア素子の温度ドリフトなどにより、結構フラフラとしているものです。これまで敏感なフォノイコライザアンプなどでは2つの素子を接着して使用するなどして来ましたが、今回はペアトランジスタとすることでこの点を改良しております。
■配線材にはAET社のシールドケーブル・Evolutionを使用
・オーディオの総合月刊誌 ステレオ
2017年7月号 第55巻第7号 p61「ハイCPコンポグランプリ 聴き逃せないセレクション」
「こんなプリアンプはおそらく世界中でも大変貴重」
・ステレオサウンド
2017年冬号 No.201 p229「2016→2017 ベストバイ・コンポーネント プリアンプ部門」
100万円未満の部門でアキュフェーズらと並び3位に入賞しました。
・ステレオサウンド
2017年冬号 No.201 p452「話題の新製品を聴く」
・オーディオアクセサリー
2016年冬号 No.163 p136-p137「オーディオ銘機賞2017 受賞モデル」
・無線と実験
2016年10月号 No.1124 p16-p18「MJズームアップ」
・オーディオアクセサリー
2016年夏号No.162 p80-p81
お客様の声
masayuki 5639様 2019/02/07
昨年の6月1日にパワーアンプDCPW-240を、今年の2月1日にプリアンプDCP-240/VR50型を手に入れました。今まではラックスマンのC600fとM600Aのペア(その前はアキュフェーズC270と
P500)で音楽を楽しんでいましたが、体力の衰えを痛感するようになり、重いアンプから比較的軽いアンプにしたいと思い、貴社のアンプにたどり着きました。私はオーディオマニアなどではなく、ただ少しでもいい音で音楽を楽しみたいと長年オーディオと関わってきました。現在のシステムは、CDプレイヤー パイオニアPD70AE ,アナログプレイヤー ヤマハGT2000X,フォノイコライザーアンプ iFi Phono2,カートリッジ シュアー Type V,スピーカー エソテリック MG 20になります。今回プリアンプを替えて感じたことはボリュームの質感の良さ、定位がしっかりしていること
、中域の張り出しが素晴らしく、ジャズを好んで聴く自分にはマッチしてると思いました。あくまで個人的感想ですが、まだ導入して間もないため、エージングが進めば、また新たな発見があるのではと期待しています。
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プリアンプDCP-240 お客様の声
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「評判どおりの音質、解像度が前使用の真空管アンプとは雲泥・・・」