HOME>>バランスプリアンプ

バランスプリアンプ/DCP-200/概要

バランスプリアンプ

バランス入出力に対応したプリアンプを開発いたしました。バランス入力、出力に対応しているのはもちろん、アンバランスからバランスへの変換、バランスからアンバランスへの変換も自由自在です。基本性能にもちろん妥協はありません。音量調節には新開発のアドバンスドLパッドアッテネーターを搭載しています。バランスを含めたあらゆる機器を自在に接続してオーディオを楽しみたいという方に絶好の一台です。

バランスプリアンプの特長

  1. バランス入力2系統、アンバランス入力3系統、出力はアンバランス2系統、バランス1系統とバランスとアンバランスが混在するオーディオシステムでも自由な組み合わせが可能です。
  2. 新開発アドバンスト・Lパッド型アッテネーター搭載
  3. 高周波ノイズを除去するpreferenceスイッチを装備
  4. 低歪率(0.0008%)、広帯域(8MHz)、高SN比(113dB)の超高性能
  5. こだわりのオールディスクリート構成(信号部)
  6. 高速・低インピーダンス・低ノイズ安定化電源搭載

バランスプリアンプ/製品詳細

バランス入力、バランス出力を自由自在に組み合わせるプリアンプ

プリアンプ・ブロック図

入力部はRCAピン(アンバランス)入力3系統、XLR(バランス)入力2系統の入力端子を有しています。
出力部はRCA(アンバランス)2系統とXLR(バランス)1系統の同時出力になります。
すべての入力信号は一旦アンバランス信号に変換されアッテネーターに入力されます。アッテネーターからの信号出力はフラットアンプを経て出力されます。


基本的な機能

・アンバランス入力あるいはバランス入力で受けた信号をアンバランス出力とバランス出力に同時に出力させることができます。
・またゲイン0dBを選択することによりアッテネーター直後からアンプを通さずにアンバランス信号を出力することができます(パッシブプリとしての機能)。
・バランス出力は0と15dBのゲインが選択できますが、ゲインが十分な場合は0dBを選択することによってより高性能なアンプとして使用することができます。
・出力は3系統ありますのでバイアンプ方式+サブウーハー等多彩な使用方法が楽しめます。


アンプ部の基本回路

アッテネーターの次段にはアンバランス信号をバランス信号に変換する回路がフラットアンプとして用いられています。この回路には以下のような特徴があります。

アンプの回路には一般に2つの種類があります

一般にアンプに使用される増幅回路は次の二種類に分類されます。非反転回路は高性能が得られやすいためほとんどのステレオアンプにこの回路が用いられています。一方の反転回路は2信号を混ぜて同時に出力出来るのはこの回路方式だけであるため、ミキサーなどで用いられています。




     非反転回路                    反転回路


今回使用したアンバランス・バランス変換回路

今回使用した回路は第3の回路方式とも呼べるもので、まず反転、非反転出力を同時に出力する回路を構成し、その反転出力から入力に負帰還をかける方式です。この回路は対称な+(Hot)-(Cold)の信号を生成するだけでなく、回路的に美しい回路で信号処理に無理がありません。



この回路方式は全くの新規回路ということではなく、これまでにも使用されている例はありました。ただ反転と非反転出力を同時に得るために多少複雑なNFBをかけますので、技術的には難しく、この回路方式を用いたからといって必ずしも良い特性が得られるわけではありません。回路ではなくその特性の完成度をもって良否を判断できるといえる回路です。

さらにこの回路は入力部の抵抗値を変えることによって容易にゲインを変えることが出来るという特徴を有しています。本機のゲイン切り替えはその特徴を活かして、0/15dBのゲイン切り替えを行なっています。

プリアンプの基本性能

歪率特性

プリアンプでフラットアンプに相当するアンバランス・バランス変換回路部の歪率はゲインが0dB時で0.0008%、15dB時で0.002%と非常に優れた特性を示しています。

ノイズ特性

SN比は0dB時で113dB、15dBゲイン時に110dB(2V出力A補正)と非常に良好です。


過度応答特性

一般に測定系はアンバランスですのでバランスプリアンプと逆の基本構成でアンバランス-->バランス-->アンバランスというアンプを構成し、バランスプリアンプトータルでの過度応答特性を調べて見ました。




結果は次の通りで、理想的な特性を示しています。


          100KHz                     1MHz

                      矩形波信号の出力波形



お好み(preference)スイッチ搭載

バッファアンプの高域はMHz帯まで伸びていますのでCDプレーヤー/DAコンバーターの出力に高周波ノイズが含まれていると(含まれている場合がほとんどです)ヘッドホンにそのまま入力してしまい音を濁したりきつい音になる原因となります。 そこで有害な高周波帯のみを効果的に除去する”preferenceスイッチ”を搭載しました。

 preferenceスイッチによる波形変化
        straight                   purified
            (入力:CDプレーヤー,1KHz,-15dB)
・purified側に設定すると高周波ノイズが除去されます(波形線が細く見えます)
・上図の波形変化は比較的高周波ノイズが大きいCDPで測定したものです。この位高周波が出ているものですと音質も変わります(高音のキツさが改善されます)。
・purified/straightの音質差は良質なCDP/DACを使用した場合は非常に微妙なものです(ほとんどありません)。この設定で音質が大きく変わる場合は逆に入力側に改善の余地があることを示唆しています。



新開発アドバンスドLPADアッテネーター搭載

音量調節もヘッドホンアンプにとって重要な構成要素です。音量調節にはアッテネーターとボリューム式があり一般にアッテネーターの方が音質上有利とされています。アッテネーター方式の中で最も優れているのは常に2本の抵抗を選択するL-pad型です。弊社ではこのL-pad型を更に進化させたアドバンスドL-pad型アッテネーターを独自に開発致しました。新型アッテネーターには以下の特徴があります。
・広範囲の音量調節が行える(0〜-74dB)
・アッテネーターの調節間隔が細かい(1dBステップ)
・粗調整、微調整の同軸ツマミにより、音量設定がしやすい
・音量を絞った際の音質劣化が少ない (-40dB時接触抵抗の影響がL-pad型の1/10になる)
アッテネーター操作部のクローズアップ


アドバンスドL-pad型アッテネーター



高性能安定化電源搭載

DCアダプターとして市販しているDCA-5V/DCA12Vはお陰さまで高音質な直流電源装置として定評を得ております。DCHP-100ではこの定評ある高速、低ノイズ安定化電源を搭載しています。一般に電源に使用されている3端子レギュレータなどと比較してノイズが1/10レベル、10倍以上の高速応答性など優れた電源が高音質を支えています。




バランスプリアンプ/仕様

プリアンプ/DCP-200仕様

項目仕様
入力RCA(アンバランス)3系統
XLR(バランス)2系統
出力端子RCA(アンバランス)2系統
XLR(バランス)1系統
並列同時出力
音量調節 (アッテネーター)0-75dB,1dBステップ アドバンスドLパッド方式
粗調整0,-6,-18,-36,-54dB微調整 0〜-21dB/-∞、1dB step
周波数特性1Hz-8MHz(straight)/1Hz-30KHz(purified) アンプゲイン0dB時
全高調波歪率(THD+N)0.002% (gain 15dB, 2V出力)、 0.0008% (gain 0dB, 2V出力)
利得0dB / 15dB 
SN比110dB (gain15dB)/113dB (gain0dB) @2V出力時 @1KHz, A補正
大きさ355x86x243mm(WxHxD)、突起部ふくまず
重量3.6Kg
消費電力15W
価格273000円(税込)
付属品ACコード、取り扱い説明書(保証書付)
保証期間1年間


性能・仕様は断りなく変更されることがあります

バランスプリアンプ/外観

     
 

外観

 

背面



    DCP-200内部




バランスプリアンプ/カタログ

           
  カタログは製作中です


バランスプリアンプ/価格

DCP-200 273,000円 (税込)

販売状況

・ご注文の受付を開始しました。ご注文は注文フォームからお願いします。

オーディオ雑誌での評価記事一覧

オーディオアクセサリー

2011年冬No.143,p235「新製品スクランブルテスト」

ステレオサウンド

2012年No.181,p417「話題の新製品を聞く」

オーディオベーシック
2012年春号Vol.62 p126「注目新製品レポート

外観



背面



内部


オーディオデザインのロゴマーク

バランスプリアンプの案内ページです